個展「記憶からあとずさり」記録冊子販売開始

販売リンク:https://sproutbrothers.booth.pm/items/7094089
(BOOTHに飛びます)

サンプル(画質を落としています)

2025年1月に開催した個展「記憶からあとずさり」の記録冊子です。
展示した銅版画作品、ドローイングの図版、鉛筆漫画(25p)に加え、展覧会レビューの代わりに個展会場が登場する小説を円山羽勿乃に書き下ろしてもらいました。さらに私自身によるその小説への応答も掲載しています。
全ての文章、漫画のセリフともに日英バイリンガルです。

A4/本文78p/カラー
¥1,000+送料
クリックポスト(¥185)にて発送します。

表紙はレザックという革のような質感の紙を使用しました。
卒業文集の表紙として普及しているものなので、手に取ると何となく懐かしさがあります。
鉛筆漫画「思い出に取り残される」は修学旅行が舞台なので学校を思い出すテクスチャーは親和性がある気がして気に入ってます。

「思い出に取り残される」あらすじ
修学旅行最終日前夜、仲良し双子は京都駅のオカルトな噂を確かめるべく宿を抜け出した。ところが、道中兄の頭に落ちてきた謎の板が転機となり、二人に思わぬ特別な思い出が生まれることとなる。双子の弟視点で語られるある思い出の経緯とその後の話。

〜個展解説文より抜粋〜
たとえば今朝目覚めた瞬間を思い出そうとする時、私たちは一人称視点ではなくカメラで撮影したような三人称視点のイメージを思い浮かべることができます。幼少期など今と体の大きさが違う頃のことだと尚更です。これは過去の自分自身から一歩「あとずさり」したことから得られるイメージだと言えるでしょう。この展覧会では、銅版画によって記憶の持つ物語を再構築することで、さらに記憶からあとずさりすることを試みます。

販売リンク:https://sproutbrothers.booth.pm/items/7094089
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