2022/12/9~12/18
KUMA experiment vol.5 『箱の中の交差点』
奨学金をいただいているクマ財団の成果展があります。
国立新美術館近くにあるクマ財団ギャラリーにて。
作家紹介映像の編集を担当したDOMANI・明日展 2022-2023とハシゴ可能です!
こちらでは《新身訓練02 – 人魚の受け入れかた》を展示しています。
映像二種と自作新聞、人魚のミクストメディアな展示になっています。
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次世代を担うクリエイターの育成に取り組む公益財団法人クマ財団は、クリエイター奨学生第6期・55名が発表するシリーズ『KUMA experiment』の第5弾として企画展「箱の中の交差点」を2022年12月10日(土)〜12月18日(日)に開催いたします。
参加クリエイターは、ジェンダーをテーマに差別などの普遍的な暴力に目を向け、様々な素材を用いた彫刻作品を通じ、鑑賞者の当事者意識を問い直す岩瀬海、自身の中で咀嚼、解釈、デフォルメ、置き換え、勘違い、横転した事象を漫画や立体で具現化し、鑑賞者へのトランスレーションを試みている奥野智萌、家具や彫刻の制作を通して、伝統工芸の手法にデジタル技術を用いて力学的、また素材としての合理性を求め、プロセスの新規性と手法の確立を目指している金子太一、不在の中で誰かの痕跡や気配が個々人のアイデンティティを超え、ただ「生」を示していることに注目し、その存在に触れるための作品を制作している北村侑紀佳、“人間の姿”をテーマに、自身のこれまでの経験や思考に基づきガラス作品を制作している小松実紀の5名。異なる領域で活動するクリエイターが、それぞれの試みを発表します。
Statement
KUMA experiment Vol.5 は「箱の中の交差点」と題し、クマ財団ギャラリーをシュレーディンガーの猫が入れられる箱に見立て、それぞれの表現が交差する空間を作り出します。
あの量子力学に関する有名な思考実験「シュレーディンガーの猫」。この実験を思い浮かべるとき、「猫の生と死」という両面性とともに、存在や物事を捉える際の不確かさを自覚させられます。
今回の展示ではそのような不確実な両面性を二項対立に収めてしまわず、作品そして展覧会内で共存させ、可能性を留保させることを目指します。異なる表現方法で制作を行う5人それぞれの表現が交差することで、箱の中にここだけの作用が生成されることでしょう。
Online Talk session [ 12/10(土)11:00〜 ]
企画展のオープンに関連して、出展クリエイターが自身の活動と作品を紹介するギャラリートークをYoutubeにてオンライン配信します。
作品についてクリエイターが自身の言葉で語る貴重な機会です。ぜひご覧ください。
・日時:2022年12月10日(土)11:00〜
・参加クリエイター(予定):岩瀬 海 | 奥野 智萌 | 金子 太一 | 北村 侑紀佳 | 小松 実紀
・プラットフォーム:Youtube 公益財団法人クマ財団(https://www.youtube.com/channel/UCGSqf0lUc-aI4Wj-qI7Sc2A)
・視聴方法:予約不要。お時間になりましたら上記のYoutubeアカウントをご覧ください。
・お問合せ:クマ財団事務局 メールアドレス contact@kuma-foundation.org