グループ展「二人のサイズ」

  • 12月 28, 2025
  • 展示

「アート/空家 二人」の最終回の展覧会に参加します。
私は、指定のサイズでオーダーメイドした標本箱に、昔撮った写真とぐにゃぐにゃ独楽一筆書きドローイングを収めたコラージュ作品を4点展示します。


○展覧会名
「二人のサイズ」

○概要
東京の蒲田にあるギャラリー、アート/空家 二人では、2026年1月8日(木)から26日(月)まで、36人のアーティストが参加する展覧会「二人のサイズ」を開催いたします。本展は、アート/空家 二人として行う最後の展覧会です。

今回、「304×288mm」というサイズで、アーティストに作品制作を依頼しました。これは、今までに弊廊でご購入いただいた全作品から算出した平均のサイズです。アーティストと鑑賞者をつなぐことを目標にしてきたアート/空家 二人の5年間を、このサイズに集約しました。

36人の新作が一堂に会し、それぞれの個性が際立つ展覧会となっております。是非、ご高覧ください。

また、会期中には二つのイベントを開催いたします。初日である1月8日(木)18時時からは、蒲田の名店の食事と、お酒をアーティストとともにお楽しみいただけます。1月15日(木)19時 からは「アートを定義する」というトークイベントを行います。長谷川新さん、美術解説するぞーさん、をゲストとしてお招きし、アーティストともに、現在のアートの輪郭に迫ります。

○日時
2026年1月8日(木)- 26日(月)
12時 -19時 (1月8日のみ17時から)
火曜日定休
入場無料

○イベント
1月8日(木)18時 - 21時
「アートと蒲田の美味いもの」
参加費無料

1月15日(木) 19時 - 21時
「アートを定義する」
会場チケット 1500円 (お席に限りがございます)
アーカイブ販売 1100円(配信日から 1ヶ月)
[登壇者]長谷川 新(インディペンデントキュレーター)、美術解説するぞー(美術解説家)、齋藤 帆奈(アーティスト)、田中 義樹(アーティスト)

○会場
東京都大田区蒲田3丁目10-17
アート/空家 二人
京急蒲田駅 徒歩7分 JR・東急 蒲田駅 東口 徒歩13分
※道幅が狭いため、車でお越しの際は近くに駐車お願いいたします。

○URL
https://nito20.com/exh/exhibition

○出展作家
Aokid、伊阪 柊、植木 鼓、上田 良、内田 涼、ENDOE、王之玉、小笠原 周、奥野 智萌、倉知 朋之介、久留島 咲、坂本 夏海、迫 鉄平、佐藤 瞭太郎、敷地 理、鈴木 諒一、高橋 直宏、田口 薫、だつお、田中 彰、田中 義樹、田中 良佑、ちぇんしげ、寺本 明志、中村 直人、新倉 健人、野々上 聡人、早川 翔人、林香苗武、久松 知子、本間 メイ、前田 耕平、松浦 知子、松元 悠、宮野 祐、森山 泰地

○展覧会について

304×288mm。

これは、アート/空家 二人でご購入いただいた全作品から算出した平均のサイズです。これまでに出展した、あるいは関わってくれたアーティストに、そのサイズで作品の制作を依頼しました。

本展は、アート/空家 二人として行う最後の展覧会です。閉廊すると決めてから、最も悩んだことは、最後の展覧会の内容でした。作品を1万円から販売し、購入されると価格が上がるという独自のルールで始まったアート/空家 二人。最後は、それを上回る展覧会をつくりたい。そんなプレッシャーがありました。思案を重ねる中でたどり着いた形が、この「二人のサイズ」です。悩んだという割には、随分とシンプルな案だと思われるかもしれません。確かにその通りではありますが、ここにはアート/空家 二人の5年間が詰め込まれています。

弊廊はオープン以来、「今、ここの」アートを探すことを目標に掲げていました。より具体的に言い換えれば、2020年代の東京におけるアートの形を問い、実践し続けてきました。それは、アーティストと作品だけでは成り立ちません。問いに対して応えてくださるお客さんの存在が不可欠でした。「二人」という屋号には、その両者をつなぐ、という願いを込めています。価格が上がるという以前のルールは、お客さんからの応答をすぐ次の展覧会に反映する試みでした。それに対して、今回は、その集積を展覧会に組み込みました。平均という方法が正しいかは分かりませんが、アート/空家 二人が模索した、現在におけるアートのひとつの形といえるでしょう。

振り返ってみれば、私がこの5年間続けてきたことは、アートにフレームをつけるということでした。サイズを指定するという今回の展覧会は、その最たる例です。フレームは、アーティストとって、不自由な制約です。しかし、1枚の絵を額に入れることで部屋に飾りやすくなるように、お客さんや社会にはそれが必要になるときがあります。また、アートにおける自由は、全てが許容されることではなく、既存のコードや価値観から逸脱することだと、私は考えています。不自由な中にこそ、自由になる余地があるのです。様々な方向性の自由さを持った力作が集う本展で、是非それをご体感ください。