ざっくり、①漫画やイラスト、②本をはじめとする印刷物、③映像編集、④手芸(ぬいぐるみ、編み物、ミシン作業等)ができます。使用できるアプリケーションは Adobe Illustrator、Photoshop、Indesign、Premiere Pro、Audition のほか、CLIP STUDIO PAINT や GarageBand、そして 🆕Blender🆕 です。カメラはあんまり得意じゃないので映像作家の荒川弘憲にお願いすることが多いです。
①漫画やイラスト
線が少なめのキャラクターが得意です。学習漫画から漫画を描き始めたこともあり、ある物事について会話形式で解説するような漫画が一番描き慣れていると思います。主にCLIP STUDIO PAINTを使用しますが、下書きを出力してペン入れをアナログにしたり、Adobe Photoshopを使って写真や鉛筆の線を画面に取り込んだりとデジタルとアナログを行き来しながら画作りをすることが多いです。
一枚絵はあんまり大々的に発表していないですが、Youtubeのサムネイルや背景に使えるドット絵の画像、雑誌などの空いたところに入れるちょっとしたイラストといったものを適宜作ってきました。
仕事としてやったことはまだないのですが、挿絵としての銅版画も制作できます。
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【豆知識】このキャラクターは「スプラウト・ブラザーズ」という名前で、1匹でもブラザーズです(過去の自分がそう決めたから)。私は小学生のとき自分で描いた学習漫画を読んで勉強していて、その理科の先生として誕生しました。他にも先生キャラは作っていたのですが、小4の時に自分の好きな色を緑に決めたことも相まって、このスプが私の人生のあらゆる局面に登場するキャラとして定着しました。
②本をはじめとする印刷物
これまで、Adobe Illustrator、Photoshop、Indesignを使って自分の展覧会DMや記録集、合同文芸誌などのZINEといった印刷物を作ってきました。凝った複雑なデザインにするよりかは、情報の過不足がなく見やすさを第一に作ることが多いです。モリサワの学割登録をしてから、漫画のセリフ入れがより楽しくなりました。
最近だと、『The Form of a Former Self』という漫画形式のコラージュ本を作りました。これはZINEやアートブックに属するものだと思います。オールモノクロ印刷なのですが、表紙を色紙にしたことで結構カッコよくできました。
文章と写真が組み合わさったものだと、2025年1月に開催した個展「記憶からあとずさり」の記録冊子が一番最近の成果物です。卒業文集みたいな雰囲気に仕上げられて大満足でした。こんな感じです。
「新身訓練」では、新聞風のデザインで誌面を作り、新聞印刷でタブロイド判の読み物にしました。
個展のDMは過去二回とも自分でデザインをしてきました。「新身訓練:I want to see my back.」ではグレーの紙にリソグラフで白黒二色刷りしています。「記憶からあとずさり」では紙を画用紙にすることで実際の銅版画の質感を表現しました。
合同文芸誌『百年寝ようよ』では、表紙、目次や特集のデザインのほか、空いたページにイラストを書き下ろしたり、告知画像やお品書きを作ったり、Webページの制作・運営など諸々やっています。
2018年から藝大で本を作って売りたい人たちによる有志団体ほん部の部長を務め、藝祭や取手藝祭に合わせて有志で本を作ったりもしてきました。具体的には『藝大裏ガイド1』(お手伝い)、『藝大裏ガイド2』、『藝大小話』、『先端芸術表現科向け古美術研究旅行丸わかりBook』で、デザインは都度希望者にお願いしており、私は編集・発行者の立場になることが多かったです。

③映像編集
Adobe Premiere ProとAuditionを使って、映像と音の編集ができます。必要に応じてGarageBandで簡単なBGMを作ったりもしてきました。
過去の映像作品は自分で編集しています。「《Finger Braille Piano》〜2020年11月13日 福島 智先生インタビュー〜」では約2時間のインタビュー映像を45分に編集し、《ナイトルーティーン》や「バックボーン」では自作の漫画をアニメーションに編集しました。
クライアントワークでは、「DOMANI・明日展 2022-2023」の作家紹介動画を荒川弘憲が構成、私が字幕や題字などの情報部分と手分けして制作しました。
2025年4月、茨城県の取手市役所こども政策室発足をアピールするためのアニメーションが公開されました。取手市にゆかりのある35歳以下の人たちとアイロンビーズを作りながら「話を聞く」ことについてディスカッションするワークショップを開き、そこでできたアイロンビーズの動物たちによるインタビュー映像風のアニメーションです。企画から制作まで、一人でできることがわかりました。
2025年夏に、サマーキャンプへの応募のために自己紹介動画というのを作りました。
キャンプのコンセプトに合わせた結果「漫画」を切り口にした自己紹介になっています。「漫画」という刃で切り出すとこういう断面になるんだな、と思いました。他、今携えている刃としては「翻案」と「ケア」があるのかなと思っています。同じクリエイションでも、刃が違えば目に見える断面も違う…。でもこの「漫画」バージョンも私にとって一つの真実です。
④手芸
5歳から趣味は手芸ということにしています。編み物ではかぎ針が得意ですが、棒針も指編みもできます。2024年12月には千葉県こども病院で指編みワークショップを開催し、看護師さんたちと指編みで虹を作りました。
縫い物ではぬいぐるみ作りが好きです。大学一年生の時に着ぐるみ制作工房でアルバイトをしていたこともあり、割と大きな構造物も作れます。2023年には所属する研究室の先生から依頼されてボコブリンマスクを作りました。東大カオスキャンプでは、ロボット研究者とコラボしてロボじかけのキャラクター着ぐるみを作っています。
東京ビエンナーレ2025プレアクション「旅のお供」では、ぬいぐるみ制作のほか、ぬいぐるみたちを乗せるカーペットや一匹ずつ展示するためのポケット付きの壁掛け、自立しないぬいぐるみをぶら下げるためのオリジナルの機構や窓を隠すカーテンなど、什器的なものを縫い物と編み物でこしらえました。
あとはでっかい暗幕を作るために無反射の黒布をミシンで繋ぎ合わせるということを時々やっています。写ってはいないですが自作だと《ナイトルーティーン》の時に、暗室で映像作品を発表することが多い荒川弘憲の作品では何回かこのデカ暗幕を私が担当しています。「芸術未来研究場展 2024」では、荒川の思考をビジュアライズするボードとして、マジックテープが引っ付くトイクロスを縫い合わせ大きな面を作りました。
必要に応じて刺繍や染め、レジンや木でのパーツ作りもやります。
東大カオスキャンプで小柄なキャラクターロボットを作るプロジェクトの外装担当になったことをきっかけに、Blenderを習得しました✨ キャラクターをイラストから3Dモデルにし、展開して型紙にし、ウレタンフォームとソフトボアで立体造成する、ということができるようになりました。できることの幅がグッと広がったので、今後の制作でも使用可能メディアの一つとして数えていこうと思っています。
